この間、小学校でエルちゃんの個人面談がありました。
3年生のエルちゃんは当然、入学して担任になってくれた先生は3人います。
先生たちにエルちゃんはどう見られているのか、親としては気になるところです。
まずは小さいころのエルちゃん
小さい頃から、親も周りも認めるしっかり者だったエルちゃん。
3歳になる直前に弟のエルくんが生まれ、赤ちゃん返りが始まるのではないかと懸念もしましたが、全くそんなことはありませんでした。
生まれてきたときから、エルちゃんはお姉ちゃん、エムくんは弟と決まっていたような気がします。
まだエルちゃん自身が親に甘えたい盛りなのに、突然やってきた弟のエムくんの存在もあっさりと受け入れ、かといって猫かわいがりするわけでもなく、赤ちゃんのエムくんをちゃんと一人の人間として扱っていました。
大人びたしっかりした子であまり不安な部分もなく、私はこの子は私より輪廻転生の数が多いんじゃないかと感じていました。
ひとつ心配なことがあるとすれば、お友達を作るのがあまり得意ではなかったこと。
実はこれには私も身に覚えがあり、幼稚園と小学校低学年時代、私は休み時間をほとんど一人で過ごしていました。なので、泣きながら「お友達がいないから幼稚園に行きたくない」と言われた日は、心がすごく苦しかったです。
その辛さ、私も過去を思い出すようで、気持ちがとても分かりすぎてしまいました。
エルちゃんに私は、当時自分の親が言ってくれたら心が楽になったかもしれないと思う言葉を言いました。
「一人で遊んだっていいんだよ。一人の方が気楽に遊べるし、楽しいよね」
当時の私は、親に一人で遊んでいることを知られたくありませんでした。
でも、一人でいてもいいんだよと親が肯定してくれたら、恥ずかしい、淋しいという気持ちが薄れたかもしれないと想像しながらかけた言葉です。
エルちゃんの顔が少しだけ明るくなった気がしましたが、気のせいだったかも…よくわかりません。
小学校に入学して
そんなエルちゃんは小学校に入学して、初日からお友達を作ってきました。
席が近くなった子に「お友達になろう」と自分から話しかけたそうです。
我が子ながら、すごい…と感心してしまいました。6歳のころの私なら、そんなこと絶対に出来ませんでした。いや、今でも出来ないな(汗)
これはすごく嬉しい変化でした。
しかし、あまり嬉しくない一面もこの頃からだんだんと顔を出してきました。
それは「お片付け出来ない子」です。
エルちゃんのお片付け出来ないっぷりは実にヒドイです。
机の上が勉強出来ないくらい散らかっているのはデフォルトで、その机に近づくのも一苦労。
机に近づくまでに何度も「アイタ!」と叫ぶ羽目になります。
床に落ちたものを拾うという感覚は全く備わっていないです(怒)
あと、「尻を叩かれてもやらない」
宿題、時間割、自主学習なんて当然やらない。
お風呂に入りなさいは、1日10回は言ってる。
早く食べなさい。お片付けしなさい。子育てにおいて言わない方がいいとされているセリフを毎日怒鳴り続ける日々。
でもやっぱりやらない。同じことを何回も何回も繰り返すのもかなりの労力が必要なわけで、親だってストレスが溜まるわけです。
そこで仕返しに(ヒドイ親)、学校の個人面談で先生にこの現状を包み隠さず話しました。
すると、1年生の担任の先生、「信じられない」と天を仰ぎました。
学校ではこれまでのように「いい子のエルちゃん」で過ごしていたようです(汗)
というか、根はまじめなんでしょう。学校は先生の言うことをきくところ、授業はおしゃべりせず静かに受けるもの、時間通りに動くべきところ。そういう感覚が自然と備わっていました。
あとは、遅刻したら目立って恥ずかしい、変わったことをしたら目立って恥ずかしいという思いから、なるべく目立たないように行動していました。それが先生の目にはいい子に見えていたんでしょう。
そして、このエルちゃんの思考もまた私の子ども時代と似ていました。私もなるべく目立たないように過ごすことを心掛けていたので、同調行動は私にとって大事な隠れ蓑でした。
エルちゃん、実は私によく似ているんです。なので、エルちゃんの気持ち、よく分かります。
あと、私も子どもの頃、お片付けがキライだったとこも(笑)
ただし、「お友達になろう」と声を掛けられるところだけは、全く似ていませんが(汗)
2年生、3年生の先生の反応
この「だらしないエルちゃん」の話は、2年生の担任にも3年生の担任にも言いました。
3年生の現担任は、やっぱり信じられないという感じでしたが、おばあちゃん先生(失礼)のこの担任は、少し安心したと言ってくれました。
学校でいい子にしている分、家では気を抜いているんですね、と。
まあ、そうかなとは思うけれど、あまりにも気を抜きすぎなんじゃないかと心配になるくらいです。
それに、外である程度気を張るのは、エルちゃんに限ったことじゃないし…
このおばあちゃん先生には「まだ3年生だから」を連呼されました。
まだ3年生と思うか、もう3年生と思うか、分かれてくる年齢だよな…とも思いながら聞いていました。
話が前後しましたが、2年生の担任は若い女性の先生で、エルちゃんは担任が変わった今でも「2年生の時の先生がいちばん好き」と言っています。
そして、わたしがエルちゃんのだらしないエピソードを話しても、唯一全く驚かず、むしろ「そうですね」と共感してくれた先生です。
この先生、3人の担任の中ではいちばんお若いんですが、エルちゃんから聞くエピソードはいちばん好感が持てます。
まず、生徒の尊厳を保ってくれます。
例えば、生徒を叱るときは他の生徒の前では叱らない、とか。
なるべく生徒の意見を尊重してくれている、とか。
あとは、生徒のことをよく見てくれてるなと感じました。
エルちゃんが時々ボーっとして先生の話を聞いていなくても、フォローをして下さったり。
なので、エルちゃんの本質も見抜いていたのでしょう。
そして、そんな先生のことを生徒もよく見ています。
面白い先生のことは、楽しかったエピソードをよく話してくれましたが、「好き」には繋がりませんでした。
でも、別に楽しい話ばかりしていたわけではないし、生徒を叱らない優しい先生というわけでもないのに、自分をちゃんと見てくれているという信頼が生まれると「好き」に発展していき、きっと子どもの中では大きくなっても「いちばん好きな先生」として心に残っていくのでしょう。
自分の学生時代を思い返してみても、そこまで「好き」だった先生が思い浮かばないので、2年生にしてもうそんな先生に出会えたエルちゃんはラッキーだなと思います。
まとめ
子どもの学校での様子を聞きに行くというのが建前の個人面談。
いや、建前ではないか。一応、本題ですね。
でも、先生に親としての自分を見られる場、逆に先生のことを知ろうと観察する場でもあります。
1日の生活の半分くらいを一緒に過ごしてくれる先生、子どもにとって大きい存在です。
いつも感謝しています。
実は…
ここまでの記事、実は2年間下書き保存の中にほったらかしにしていました。
現在、エルちゃんは5年生です(汗)
この下書き、そのまま未公開でもよかったのですが、改めて読み返してみると私も忘れていた部分も多く、当時のリアルな感覚だなと思いました。
そして先日、5年生になったエルちゃんの面談も行われました。
2年間で子どもってどれくらい変わるのか私も比較してみたくなり、一旦3年生のエルちゃんを公開します。
近日、改めて5年生の面談の様子を書こうと思います。
そして、2年前に幼稚園児だったエムくんも今では2年生になりました。
エムくんの面談の様子も書けたらいいなと思います。

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